オーガニックを選ぶとエシカル消費になる!?野菜やコスメまで幅広いオーガニック商品

ethical 無添加/エシカル

今回は「オーガニックを選ぶことがなぜエシカル消費なの?」という疑問について解説していきます。

人によっては「安心安全・体に良い・高級・丁寧な暮らし」といった印象は強いオーガニック商品。

それがなぜエシカル(倫理的・道徳的)なのか。

代表的なオーガニック商品『オーガニックコットン』『有機野菜』『オーガニックコスメ』を紹介しながらお伝えしていきます。

オーガニックとは?エシカル消費とは?

「オーガニックって質の良いものでしょ?でも実際にどんなものなの?」

聞いたことはあるけど、意外とちゃんと知らない”オーガニック”についてかんたんに説明します。

オーガニックとは、太陽や微生物・生物など自然界にあるものだけで育ったものです

不自然な成分が含まれていないので、体に入れても害のないことから安心安全と認識されています。

現在世界では、300を超えるオーガニック認証団体があり、それぞれの基準が存在しています。

日本語では「有機」と表現されています。

 
したがって、有機野菜は化学肥料など自然界にとって不自然なものを使用していません。
 
オーガニックコスメは有機植物から作られたコスメのことです。

エシカル消費とは?

続いて、エシカル消費のついてカンタンに説明します。
 
エシカル=倫理的・道徳上、正しい消費をさす言葉です。
ここに行動がともなうと、、、
人と地球にとってやさしい商品や行動を選んで、モラルのある消費のことになります。
 

今あるものを大切に使い切るのも立派なエシカル消費です。

 
ちなみに、エシカルと似ている言葉の「サスティナブル」は持続可能な社会のこと。地球環境や資源の問題とともに、人権問題に関することも含まれています。
 

サスティナブルな行動にはエシカル消費も含まれます。

 

『今からできるエシカル消費』を紹介している記事にはこちらです▼
エシカル消費についても詳しく記述しています。

オーガニックを選ぶとなぜエシカル消費なの?

本題に入ります。ではなぜ、オーガニック=エシカルなのでしょう。

理由は、「オーガニック=自然なもの」を消費するということは、地球上の生態系を守っているから!

オーガニックが生態系を守っている理由は主に下記のようなことです。

・化学農薬を使わないことで不自然に虫を減らさない
 →植物本来の免疫を下げない。生態系を壊さない
・化学肥料を使わないので生産者は土の良し悪しを重視する
 →土の養分(微生物)が少ないところでは無理に栽培しない

逆にいうとオーガニックでないものは、

・不自然に虫を減らし生態系を崩している
・土の養分(微生物)を無視して栽培する
 →過保護になり植物本来の免疫を下げる
 →病気になりやすい
 →養分(微生物)の少ない土が増えて肥料の量が増える

養分・微生物がなくなった土壌の果ては、肥料を使用しても植物が育たない土地=砂漠です。

作物が育つ健康な土地を守るためにも、農薬の使用をしていないオーガニックを選ぶことはエシカル消費のひとつと言われています。

 

「体に良い・安心安全」という自分の内側への意識から、外に意識を向けるだけでエシカル消費になるから驚きですね。

子どもたち、またその子どもたちに豊富な作物が実るキレイな地球を残すために、できるだけオーガニックを選びたいところです。

エシカル消費になるオーガニック商品:オーガニックコットン

続いて紹介する“オーガニック商品”を詳しくみていくと、「オーガニック商品がエシカル消費」といわれる理由がより理解できますよ。

まずはオーガニックといえば代表的なのがオーガニックコットン。

オーガニックコットンは、オーガニック農産物等の生産方法についての基準に従って2 ~ 3 年以上のオーガニック農産物等の生産の実践を経て、認証機関に認められた農地で、栽培に使われる農薬・肥料の厳格な基準を守って育てられた綿花のことです。
オーガニックコットンは、紡績、織布、ニット、染色加工、縫製などの製造工程を経て最終製品となりますが、この全製造工程を通じて、オーガニック原料のトレーサビリティーと 含有率がしっかりと確保され、化学薬品の使用による健康や環境的負荷を最小限に抑え、労働の安全や児童労働など社会的規範を守って製造したものを、オーガニックコットン製品といいます。(引用/NPO法人日本オーガニックコットン協会)

農薬や肥料に対しての厳しい基準はもちろんのこと、製品の製造過程で使用される薬品に関しても決まりがあります。
労働者に対しての記述もあることから倫理的と言えるでしょう。

 

通常コットンは、そのほかの農作物と同じように殺虫剤や農薬が使用されています。  

「コットンは口に入れないから農薬を使用していても人体に問題ないんじゃないの?」と感じる方も多いと思います。
実際、農薬を使用したコットンで衣類を作っても、私たちの手元に届く頃にはほとんど農薬は残りません。

しかし、先述した土壌・生態系の問題だけでなく、農薬を使用するコットンの生産では下記のことが明らかになっているのです。

  1. 農薬や遺伝子組み換えの種子を大量に買う労働者の金銭的な負担
  2. 大量の薬品を散布する労働者の健康被害

労働者の負担も大きいのが分かりますね。

 

そして大量に使用しているのは殺虫剤や農薬だけでなく、水も同じです。

コットンが育ちやすい土壌を利用して、自然な形を用いれば雨水で足りる栽培。
ですが実際は、土壌の負担になるような栽培を行っているので大量の水を使用しています。

このことからも、ほとんどを雨水に頼るオーガニックコットンの栽培は資源も大切にしていると言われています。

 

【オーガニックコットンのまとめ】
・2〜3年以上農薬を使用していない土地で栽培
・農薬の種類使用量が厳しく決められている
・遺伝子組み換えでない
・種子の購入、農薬の購入の負担が小さい
・労働環境への配慮をしている
・雨水に頼り、水の使用量が少ない

 

追記:オーガニックコットンの製造過程を世界基準で管理し、認証しているGOTSをご紹介。

GOTSとは:オーガニック繊維で作られた製品のためのテキスタイル製 造・加⼯の国際基準。認証の範囲は紡績、編み、織り、染⾊、縫製、その他加⼯の全ての範囲をカバーしている。オーガニック原料(綿・ウール・シルクなど)を使⽤する事、環境的そして社会的責任への基準を持ってい る。具体的には遺伝⼦組換え技術の禁⽌、アゾ染料など毒性の強い薬剤の使⽤禁⽌、児童労働の禁⽌、廃⽔処理⽅法の基準、社会規範のコンプライアンスなど。

引用/NPO法人日本オーガニックコットン協会:GOTS認証詳細

 

地球環境や労働環境を守るため、取り組みまれているオーガニックコットン。意識して日常に取り入れていきたいですね。

エシカル消費になるオーガニック商品:有機作物(有機野菜)

つぎにご紹介するオーガニックの商品は有機作物です。オーガニックの作物は世界中で認証団体があり、独自の認証マークがあります。

  • (左)フランスとEUの認証マークの全てオーガニック原材料のクッキー
  • (中)アメリカの認証マークのオーガニックココアパウダー
  • (右)EUの認証マークのカフェインレスコーヒー
オーガニックを選ぶとエシカル消費になる!?野菜やコスメまで幅広いオーガニック商品

世界のオーガニック認証マーク(撮影:主)

日本では農林水産省が発行している有機JASマークが一般的です↓

有機JASマークが付けられる作物は主に下記の状態で育てられたものです。

  • 2〜3年以上農薬や化学肥料の散布のない土壌
  • 栽培には指定された農薬・肥料のみ使用可能(化学農薬・化学肥料×)
  • 農作物を育てる同じ農地で農薬・化学肥料の散布のない
  • 遺伝子組み換えの種子でない

しかし、有機JASマークの認証にはお金や時間もかかることから、認証を受けていない無農薬農家さんの野菜がたくさんあるのが現状です。

 

なので現在では、有機JASマーク認証されていないが、減農薬・栽培期間中に農薬を使用していな野菜を有機・減農薬野菜として取り扱っている会社も多くあります。

 

株式会社坂ノ途中の取り扱い基準はこちら↓

オーガニックを選ぶとエシカル消費になる!?野菜やコスメまで幅広いオーガニック商品

画像出典/坂ノ途中公式オンラインショップ

ミレー株式会社の取り扱い基準はこちら↓

画像出典/ミレー公式サイト

 

スーパーでも見かけることが多くなってきた有機野菜ですが、残念ながらまだまだ普及は進んでいません。

バナナは比較的売っていますよ!価格は約2倍ですが、持ちが良い気がします。

「見切り品にあったら購入する」「2回に1回は有機のものにする」など、無理のない範囲で選択していけると良いですね☆

オーガニックを選ぶとエシカル消費になる!?野菜やコスメまで幅広いオーガニック商品

実際に見切り品、購入しています!

 

有機野菜は通販でも購入可能です!
『無農薬野菜定期宅配』について興味のある方はぜひ、下記の記事を参考にしてください。

エシカル消費になるオーガニック商品:オーガニックコスメ

さいごに紹介するのは、オーガニックコスメです。
お肌が敏感な方や小さなお子さんがいる方にはお馴染みかもしれません。
 
 
ちまたで販売されているほとんどのコスメは、化学薬品漬けになっているのが現状です。
 
しかし、現状のコスメを打破すべくアロエの保湿成分など、植物本来が持っている成分を活かして、オーガニック素材にこだわっているのがオーガニックコスメです。
 
 
類似語として無添加化粧品・ナチュラルコスメ(自然化粧品)などがあります。
 
カンタンな解説はこちら↓
 
 
 
オーガニックコスメは自然由来・農薬不使用の原材料が使われているので安心です。
 
また、オーガニックコスメは地球環境や植物に対すること以外にも、動物の権利を守ることも重視しています。
 
もし仮にオーガニック原料100%だとしても、動物実験をしていればオーガニックコスメとして認められません。
 
 
【オーガニックコスメの概要】
  • 2001年に「オーガニックコスメ」という単語が生まれる
  • 2007年にNPO法人日本オーガニックコスメ協会が発足
  • 国際的なオーガニック認証はコスモス認証(2010年制定)
  • 動物実験NG
  • 日本独自の基準や認証マークはまだない
  • 歴史が浅い
 

実は日本よりヨーロッパの方が先を走っているオーガニックコスメ。
とはいっても、日本でも確実に人気を集めているので、今後の展開が楽しみですね♪

オーガニックコスメの注意点

安心なオーガニックコスメですが、注意点もあります。
 
それは、オーガニックコスメもオーガニック原料が100%だとは限らないということ。
 
またオーガニック原料を使っていても、後から合成成分を加えた化粧品が認定されているという現状があり、そうした化粧品がオーガニックコスメという言葉にふさわしいのかということについて、今一度、検討する必要があると考えているからです。
 
まだまだオーガニック原料自体の普及が少ないのが原因のようです。

生活にオーガニックを取り入れて、地球も自分も笑顔に!

「オーガニック=安心安全・体にやさしい」という印象に加えて「地球環境にやさしい・労働環境への配慮・動物の権利を守る」といったエシカル消費に欠かせない要素が盛り込まれています。

しかし世界に比べて、日本では普及していないのが現状です。生産に手間がかかる分、価格も安くありません。

エシカルライフが生活の負担になってしまえば本末転倒。

それでも、少しずつライフスタイルにあったオーガニック商品を自ら選べると良いですね。

自分にもそのほかの人にも、地球にも動物にもやさしい選択をしていきましょう!

結婚・出産祝いはオーガニックのものにするなど、無理のない範囲でオーガニック商品を選んでみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました