こんにちは。2020年はウイルスの登場に長い梅雨と豪雨、猛暑、、ジャニーズの所属アイドルも次々と独立するし(←たぶん関係ない)なんだかウズウズする。備えておきたい。そんな風に思いました。そこで今回は、我が家の防災ストックをご紹介します。
もくじ
日常のなかで取り入れられる防災ストック

私が勝手に付けた名前、防災ストックは正式名称ローリングストック(法)といいます。
普段の生活で消費する食糧や生活用品のストックを災害時のために少し多めにストックしておく方法です。(以降は正式名称のローリングストックと呼んでいきます。)
“普段の生活で使わないけど、いざとなったら役立つもの”というイメージの防災セットですが、ローリングストックは日常生活で使うものを、災害時のことを考えて数個ストックしておくスタイルなので今すぐに始められます。
我が家のローリングストック
我が家でも子どもが生まれたのを機にローリングストックをはじめました。実際にストックしているものを紹介します。
食料品のローリングストック
長期保存可能な保存用食料品とは異なり、普段食べるものと同じものをストックします。と言っても、消費期限が極端に短い生ものなど、冷蔵保存が必要なものはストックしていません。
飲料水

生活する上で重要な飲料水なので、最低でも2Lの水を9本(計18L)はストックするようにしています。
しかし本来、災害時に必要な水の量は1日1人3Lの飲料水(我が家の場合27L=2L13.5本)なので、置き場に余裕があるご家庭はもう少しストックしておくといいでしょう。
イオン飲料
普段は発熱時の脱水予防用ですが、夏の災害時の脱水予防のため数本ストックしています。
米
災害時もカセットコンロと袋と水があればお米は炊けるのでこちらも普段から切らさないようにしています。
レトルト食品

火がなくても食べられるので、子どもも大丈夫な甘口をメインに購入しています。我が家のメインストックはレトルトカレーと子ども用の乾麺です。
缶詰め

ツナやコーンは普段からよく使うので、購入するペースが早いですが、意識して購入しているのはフルーツ缶です。災害時は野菜や果物が食べられない分、気休めでも酸味が感じられるフルーツ缶があると嬉しいです!
お菓子

子どものお菓子をメインに多めにストックしています。
普段食べているお菓子である、連なっているタイプのお菓子がほとんどです。いざと言うときのために、乾パンや長期保存可能な食品を蓄えて置くのも大切ですが、いつも食べているお菓子があると子供のストレスも軽減します!
氷
冷凍庫内はしっかり詰めて入れておいたほうが電気代の節約になるので、自宅で製氷した氷を食品用保存袋に入れて隙間を埋めています。停電時には冷凍庫内の食材が長持ちしますし、溶けても水として使用できるので数袋あると安心です!
日用品のローリングストック
日用品は消費期限がほとんどないのでストックしやすいです。ですが、買い過ぎ・ため過ぎには注意しましょう。在庫管理を雑にしてしまうと必要な時に「あれ、ない。」という事態も起こりえます。必要な分を適切に管理しましょう。
ポリ袋
お米を炊くのも、湯煎で熱を入れるのも、ゴミを入れるのも、汚物を入れるのも、全部ポリ袋で行えます。1箱に入っている枚数は多いですが、日常生活でも欠かせないのでストックしています。
ラップ・クッキングシート
災害時にはラップをお皿に巻いて使うことで、水洗いする回数を減らすことができます。冬は暖をとるのにも使える万能品なので1本はストックしておきましょう。
クッキングシートをフライパンの上に敷いて料理することで、ラップ同様に水洗いをする回数を減らせます。ラップに比べて普段あまり使わない方もいると思いますが、メートル数が短いので切らせないように注意です。
生理用ナプキン
女性にとっては必需品の生理用ナプキンですが災害時には簡易トイレにもなるので、主に大きめのものをストックしています。最近ではかわいくコンパクトに収納できるので嬉しいですね。
保冷剤
冷凍庫内の保冷効果と、災害時の暑さ対策用にいくつか保冷剤はストックしています。気づかないうちに集めすぎてしまうことがあるので、収納場所を決めておいて必要以上にため込まないように気をつけましょう!
熱さまシート
夏の災害時は暑さが怖いので、多めにストックしています。大人も子どもも使える暑さ対策グッズなのでおすすめです。
幼児用品
オムツは最低でも3日間は不自由なく生活できる量を確保しておきます(20枚程度)。おしりふきはお風呂に入れない大人の体を拭くのにも便利なので、こちらも同様に多めにストックしています。
ローリングストックのメリット
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消費期限が短いものでも可能
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日常生活の延長だから手軽にはじめられる
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特別な収納場所が必要ない
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買いだめ欠品に惑わされない
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在庫過多を防止する効果がある
買いだめ欠品に惑わされない
大型台風が直撃する予報の前日や、今回の新型コロナウイルスの件で我が家ではローリングストックの重要性が顕著になりました。
パニックになると買いだめ欠品が相次ぐということが起こりますが、ローリングストックを行っておく余裕を持った行動ができます。ある程度のストックはありますし、どれぐらい必要なのか把握できているので買いだめ欠品に惑わされることがありません。
在庫過多を防止する効果がある
災害時に備えて計画的にストックしておくことで、かえって在庫過多になりません。意識的に“何をどこにどのぐらい”が把握できると、むやみやたらと購入することがなくなるからです。
といっても数ヶ月に1度は在庫が多すぎないか、少なすぎないかを見直しましょう。季節や生活スタイルが変わるとストック内容も変化するので要注意です。
消費期限や購入時期に注意
食料は長期保存用ではないので、消費期限に注意しましょう。水やお米などのほとんど毎日消費するものは、心配する必要はありませんが、缶詰めやレトルト食品は消費期限に気を付ける必要があります。氷も定期的に入れ替えると安心です。
使用期限など記入のない熱さまシートも、何年も放置してしまえば、使えない!なんてこともあるので、見やすいところに大きくてドーンと購入日を記入しておくことをおすすめします。
ローリングストックで日常に防災意識を

日常生活の延長で防災対策ができるローリングストック。防災セットやリュックを1から作るより断然簡単です。いつも買うアレやコレをプラス1つ買っておいて、ストックしておきましょう。
“どのアイテムがどこにどれぐらいあるか”の意識をしっかり持ってローリングストックを行うと、いざという時に困りません。在庫過多を防止する効果もあります。
家族みんなでストックの内容を考えることでひとりひとりが、防災意識をもつことができるのではないでしょうか。