今回は自身も子どものように自由でありたいと願う筆者(母ちゃん)が日常に取り入れている有機野菜の宅配便についてのお話です。
カテゴリーを「家事」や「生活」ではなく、あえて「子育て」にしたのは、タイトルにもあるように「食育」につながると体感したから。体にも◎子育てにももってこいのお話です。
子どもの食育っ何?
「食育」一度は聞いたことある単語だとは思いますが、一体なんなのかが存じでしょうか?
文部科学省が公式サイトで公開しているものに「食育で身に付けること」が掲載されていました。
「食育で身に付けること」
・食べ物を大事にする感謝の心
・好き嫌いしないで栄養バランスよく食べること
・食事のマナーなどの社会性
・食事の重要性や心身の健康
・安全や品質など食品を選択する能力
・地域の産物や歴史など食文化の理解など引用:文部科学省公式サイト
有機野菜の宅配って何?
無農薬で化学肥料を使わずに育った有機野菜が自宅に届くサービスです。全国各地で育った旬の野菜が箱詰めされて家まで届けられます。
無農薬・有機野菜を取り扱ってるお店に頻繁に行けない方や、自家用車がなく数種類の野菜をまとめて買えない方におすすめのサービスです。
有名どころでは、らでぃっしゅぼーや・ビオマルシェ・Oisixです。しかし有機野菜の宅配を取り扱っている会社はまだまだたくさんあるので、お気に入りの一社を見つけてみてください。
有機野菜の宅配の食育おすすめポイント

食育と有機野菜の定期便について説明したところで本題です。なぜ有機野菜の定期便が食育におすすめなのか、ポイントを3つに絞り紹介します。
食育ポイント①宅配スタイルは自然と野菜に関心が向く
勉強するにはまず関心を持つことが重要です!
有機野菜の宅配は基本的に何種類かのお野菜が詰まったダンボール箱が玄関先に届きます。子どもって、お届け物に喜びませんか?息子は大喜びです。お届け物というだけで関心が野菜に向いてくれます。
ちなみに野菜の宅配は大人もワクワクします。きれいな野菜で野菜室が潤う嬉しさはひとしお。
スーパーに行き、実際に手にとって子どもと一緒に選ぶのも食育のひとつです。しかし、宅配便のピンポンがなって受け取る「お届け物」は「サプライズ」「プレゼント」要素が満載。子どもの心をグッと掴みます。
開ける前からウキウキするのは宅配の強みです。

開けて中身を確認しながら、野菜あてゲームなんてしてみてはどうでしょうか?意外と大人も分からず、子どもといい勝負だったりします。特にパパ!
食育ポイント②野菜の種類が豊富で知識が増える
先ほども述べましたが、有機野菜の宅配はセットで頼めば基本的に何種類のお野菜が届きます。坂ノ途中の定期宅配では、いちばんお手軽なSサイズでも6-8種類の野菜が入っています。
「お届け物」で心を掴まれた子どもは、さまざまな野菜のビジュアルにテンション上がること間違いなしです。しかも、箱にみっちり入っているので満足度◎

2歳半の息子は「これなに!?」と聞いては、箱から一生懸命取り出していました。
何度も申し上げますが、大人でもテンションあがります!
そして、1回の宅配で6種類以上の野菜の知識を得ることができるのは大きな魅力です。有機野菜の便では、ほとんどの会社が野菜の産地・特徴を記載してくれています。また、保存方法や調理方法を記載されていることも少なくありません。
もし、記載がないものがあっても簡単に調べられる時代!
「この野菜の旬はいつなのか」「どの地域よく育てられているのか」大人も一緒に知識を得るいい機会です。
また、葉物野菜はきれいなのに根菜は土がついた状態で届くこともしばしば。他の野菜と比較することで「なんで土がついているのか」「なんで土がついたままで届くのか」も伝えることができます。
食育ポイント③有機野菜そのものを知る機会になる
有機野菜の宅配便は、有機野菜という存在そのものを学ぶのにとても効果です。
はじめに述べた文部科学省の「食育で身に付けること」のなかの「安全や品質など食品を選択する能力」(引用:文部科学省公式サイト)そのものではないでしょうか。
有機野菜でないものも、農薬の数値は国が定める基準値を満たしていますが、それが本当に安全なのか。ではなぜ有機野菜があるのか。なぜママはパパはこの野菜を選んでいるのか、家族みんなで考える大きな問いですね。

私も有機野菜の宅配を頼むまでは、有機野菜とそうでない野菜の違いをはっきりと述べることはできませんでした。知ったのは最近です。これからの子どもにはもっと若いうちから選べる能力も身につけて欲しいと心から思います。
好き嫌いなく食べてくれるのか!?大人も見直すよい機会

最後に、食育を通して世のママが願うことはただ一つ。
好き嫌いなく食べて欲しい。偏食にならないようにしたい。
有機野菜の宅配便で、野菜に関心が向き、パクパク食べるようになるかと聞かれたら分かりません!ごめんなさい!これに関しては個人差が大きすぎます(汗)
ただ。我が息子の反応だけで結論づけるなら
野菜が届いた日は野菜に興味を持ってスムーズに食べるようになった。(2020年12月3日訂正)
以前から息子は野菜が大嫌いというほどではありませんでした。ただ保育園では完食する野菜も家では食べなかったり、、そんな感じです。

「これ、さっき届いたお野菜だよ〜。○○が箱から出してくれたやつ!」とこんな感じで、届いた日だけでも食事中も関心を持ってもらおうとしています。
好き嫌いや偏食については子どもだけの問題ではありません。大人や社会全体が食育を理解して、はじめに述べた文部科学省が挙げている「食育で身に付けること」を考えていく必要があります。
有機野菜の定期便は大人も子どもも一緒に野菜について学ぶ良い機会です。ぜひ試してみてくださいね!
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