保育園に入園するための保活の流れは?私が実際にした保活内容

育児

「保活って実際なにしたらいいの?」

はじめての保活は、戸惑うことばかりですよね。

「出遅れたら終わり!?」「申請時期はいつ?」など不安なことだらけ。

そこで今回はわたしが実際に行った保活を紹介ます。

子どもは無事0児入園をはたし、今では園児3年目!

少しでも参考になればうれしいです。

記事の内容は、「どの園に入れるのが子どもにとって最善なのかを調べるよりも、どの園でもいいから入園できるように活動する方」をメインに書いています。じっくり、園を見極めて決めたい方向けではないのでご了承ください。
我が家の保活はレアケースです。保活のために引越しというかなり大がかりな手段を使いました。保活当初、住んでいた入園絶望的な市から望みのある近隣の市に移転。そのため当記事は引越しは関係なく、ほとんどの方に共通するであろう下記の項目を紹介しています。

保活=保育の必要があることを証明すること

保育園に入園するための保活の流れは?私が実際にした保活内容

冒頭でもお話ししたように、どの園でもいいから入園できるように活動する方にとって保活は、保育の必要があることを証明することが重要です。

保育園に入れるか否かは、それぞれの自治体が決めた利用調整点でことなります。

合計点数の高い家庭から”保育施設を利用する必要がある”とみなされ、希望している園に振り分けられる仕組みです。

フルタイムの共働き夫婦が多く、待機児童が多い地域ほど1点の差は大きいです。

保活に必要なことは主に以下の3つ▼
戦場を知る(保活地域を知る)=待機児童数・最低利用調整点数
自分の戦闘力を知る=利用調整点
申請日までに不備なく申請する
まずは、いろいろ調べる前にご自身が住んでいる市町村の、入園申請日の期限を確認しておきましょう!
 
申請日を確認しないまま進めていると、「間に合わなかった!」ということもあり得るので注意が必要です。

①戦場を知る=待機児童数・最低利用調整点(申請日の約6ヶ月前から)

保育園に入園するための保活の流れは?私が実際にした保活内容

申請日の約6ヶ月前ごろからはじめるのが、住んでいる地域の待機児童数や、通える範囲の保育園の雰囲気がどうなのかの情報収集。

戦場の状況を把握したのちに作戦を立てるためです。

各保育園の受け入れ人数・待機人数・全体の待機児童数はそれぞれの自治体のホームページで公表されているのでスキマ時間にチェックしておきましょう。

【HP見ながらメモしておくことリスト】
保活地域全体(市町村)の待機児童数
通える範囲の保育園をリストアップ
各園の情報(公立or私立 /園庭の有無 /給食の有無 /寝具の有無 etc. )
・保育園見学が審査の対象になるかの有無
希望クラスの受け入れ人数

保育園の見学はしなくても良い場合もある

百聞は一見にしかずです。

園や先生、実際通っている子どもたちの雰囲気を知るためにも保育園の見学はとても大切です。

しかしわたしは以下の理由から1度も見学をしていません。

  • 見学の有無は利用審査の対象外であったため
  • 0歳児をかかえて引越し先の市町村の保育園の見学は大変だったため
  • そもそも通える範囲の保育園が2つしかなかったため

今では見学しなくともSNSやホームページで園の雰囲気を知ることができるので、無理にする必要はないと思います。

アポをとって実際に足を運ぶのが苦手な方もいるはずです。

ただ、少しでも気になる点がある場合は直接自分の目で確かめるのをおすすめします。

※見学が必須項目の市町村もあるのでご注意ください。

疑問は自治体に聞いて解消する

右も左も分からない保活。「調べても分からないことは分かん!」と行き詰まった場合は、とりあえず市役所の保育課に行きましょう。

分からないことを箇条書きにして、質問リストを書いておくとスムーズです

職員さんとともに保育園のマップを見ながら話を聞くことができるので、疑問を全て解消しましょう!

実際に、市内の激戦区を聞いたり、公立と私立のちがいを聞いたりと思いつく限りの質問をしました!

調べても悶々とするような、疑問がいくつか出てきたら、市役所に足を運ぶことをおすすめします。

電話での問い合わせも◎

すぐに知りたいことは電話でお問い合わせしました。

実際、「前年入園できた方のなかの最低利用調整点数を聞ける!」という情報を見かけたので、すぐさま電話で問い合わせてみました。(以下▼回答)

年度によって違うので、来年度もこの点数あれば入れる!というわけではありませんので、ご注意下さいね!ご希望の保育園はどこですか?

○○保育園0歳児クラスは○点が前年の最低点数です。

急ぎではないけど、対面で聞きづらいことはメールや電話で問い合わせてみてもいいでしょう。

②戦闘力=利用調整点を知る(申請日の約5〜4ヶ月前から)

保育園に入園するための保活の流れは?私が実際にした保活内容

戦場を知った次は、家庭の戦闘力を知りましょう。保活での戦闘力は利用調整点です。

保育園の情報収集や申請方法を手に入れたら、実際に利用調整点を計算しました。

ですが、これがまた難しい!

利用調整点を計算のむずかしい例として、以下の項目をご覧ください。

:5日以上かつ週42時間以上の労働…○

雇用契約書を見ればすぐに分かると思いきや「休憩時間は?」「残業時間は?」と次々に疑問が浮かんできます。

備考欄を見ると詳しく書かれているので、解決する場合がほとんどですが「この計算で本当にあってるのか?」という疑問は少なからず残ります。

自治体が”どの家庭が保育施設の利用が必要なのか”を実際に判断する書類は、勤め先の職場に書いてもらう「就労証明書です。

手元にある雇用契約書ではないので注意してください!

よって就労証明書を会社に記入してもらい、それを参考に照らし合わせるのが正確です。

わたしは、ならし保育を含めて上司と電話しました。復帰日・仕事の形態・勤務時間などを相談した上で就労証明書を記入してもらいました!

不安がある場合は就労証明書を持って、保育課に行き一緒に点数を見てもらうとよいでしょう。

就労証明書を職場に書いてもらう場合は、POFを送信するか、用紙をコピーまたは保育課からもらって郵送しましょう。そのさいに書き方が記載された用紙も一緒に送っておくと親切です
就労証明書は、共働き夫婦であれば父1枚・母1枚の計2枚のが必要です。

③情報と現状を踏まえて申請書の制作(申請日の約2〜1ヶ月前から)

保育園に入園するための保活の流れは?私が実際にした保活内容

希望する保育園を絞り、職場と相談したのちに就労証明書を書いてもらったら保活も大詰めです!

利用申請に必要な書類に必要事項を書き込んでチェックをしましょう。

必要な書類は、役所で一式もらうか、ホームページのPDFをプリントアウトして用意します。

いまいちどれが必要か分からない場合は、役所の保育課まで行き一式もらうのが確実です。

【わたしが実際提出した書類】
・保育所利用申込書
・保育施設利用の同意書
・児童の健康・アレルギー調書
・母子手帳の写し
・就労証明書(夫婦2人分)
(基本、職場に記入してもらいますが本人が記入する欄も少しありました。)
・転入先の住所と時期が確認できる書類(転居しない場合はなし)
・住民税課税証明書(転居しない場合はなし)
注意:提出書類や手続き方法は自治体それぞれ異なります。
すべて記入し、不備がないか確認したら申請日に窓口に持参しました。(転居前の自治体でOK)
 
そして、書類ではありませんが申請する児童とともに書類を提出するのが原則
市町村によって違いますが、ここもよくチェックしておきましょう!

【保活】先着順ではない!が、早めの行動が吉。

いくら自身で記入ミス・記入漏れの対策をしていても、職場が記入する就労証明書が間違っていてはどうすることもできません。

実際にわたしは職場に記入してもらった就労証明書にミスがあり、ヒヤヒヤしました。

転入先には市役所経由での申請だったので、期間内に間に合うか気が気じゃない!

イレギュラーなケースではありますが、どんなことがあっても大丈夫なように期間には余裕を持って行動しましょう

保育園に入園するための保活は入念な作戦会議を!

正直、保活がこんなにも大変だと思いませんでした。

利用調整点という言葉すらも聞いたことがなく、理解するまでに苦しみましたが立ち止まる時間はないのが保活。涙

保活成功の秘訣、それは、

激戦区をできるだけ避けて、利用調整点をできるだけ上げる。

これに尽きます。シンプルですが、これに尽きます。

今いる戦場の現状(待機児童数)家庭の戦闘力(利用調整点)を理解して作戦を立てましょう。

勝機は誰にでもあります!

利用調整点は、引っ越しや転職をしない限りカンタンには上げられません。

できることが限られてくる保活ですが、育児と並行はかなりストレスです。

家族や自治体の方、職場の方にも甘えてのりきりましょう!

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