我が子が保育園に入園して、はやくも3年目。(執筆当時) ベテラン園児の仲間入りです。笑
とはいっても、0歳児入園したときは息子も早退と欠席を繰り返し、頭を抱えました!
「お熱があるので、お迎えお願いします」「原因不明の湿疹が出ているので、お迎えお願いします」
お迎え要請が来て、お迎えに行って帰宅。すると、熱なし!元気!湿疹どこ!?なんてこともザラ。
保育園によってルールは異なりますが、我が子が通っている園では早退した翌日は家庭保育です。
働いているママからすると、なんとも歯がゆい思い。
職場から「休みすぎじゃない?」と思われないか、不安にもなります。
そこで今回は、0歳児クラスで早退10回・欠席37回経験したママが「早退・欠席したときの対処法や準備」などを紹介していきます。
「ほかの家庭では、呼び出しの回数どれぐらいなの?」と気になる方も参考にしてみてください。
保育園から呼び出しも熱なし!?早退と欠席の基準※
呼び出される基準は?
それではさっそく、呼び出しの基準です。
下記の症状があれば電話で呼び出され、早退が余儀なくされます。
- 発熱:保育中に機嫌が悪かったり、少し体温高いかな?と感じたらすぐに検温。37.5度以上38度以内が何度か続く場合or38度以上の発熱がある場合。
※2022年7月現在:37.5度以上の発熱は一発退場です。 - 嘔吐・下痢:どちらも感染症の可能性があるため、1回の量を見て判断します。
またクラス内で流行っている場合は量などは関係なく連絡がきます。 - 発疹:原因不明の発疹は、手足口病やアレルギーの可能性があるためすぐに連絡がきます。
- 怪我:すり傷や軽い打撲は、絆創膏や湿布での対応。
万が一、怪我をして病院への受診が必要な場合。 - その他の症状:熱や嘔吐がない場合でも、ひどい咳や鼻水、体がだるそうなどの変化があった場合。
保育園では免疫の低い、子どもたちが集まる場所なので感染症の拡大を防止することが最優先です。
園から連絡があれば、一刻もはやくお迎えにいきましょう。
ちなみに早退した次の日は食欲があり、元気モリモリでも家庭保育(欠席)です。
保育園を休ませる基準は?
続いて、登園当日に下記の症状があれば預かってもらえません。
- 発熱:高熱でなくても朝の検温で37.5度の発熱がある場合。
解熱剤を前日の夜または当日の朝に使用している場合。 - 嘔吐・下痢:24時間以内に2回以上の嘔吐または下痢がある場合。
- 発疹:医者から感染症の疑いがないと診断されている場合のみOK(診断書記入)
とびひは患部が覆えていて他児への感染の恐れない場合のみ登園が可能。 - 怪我:骨折や火傷があり完治していない場合。
または集団生活に支障がでてしまう場合。 - 予防接種後:副反応が出る可能性があるため、家庭保育で様子をみます。
- その他の症状:食欲がなく朝食、水分がとれない。機嫌が悪くて元気がない場合。
子どもの体調は変わりやすいので、朝いちばんの表情や体調で判断します。
子どもの主な感染症
下記は子どもがかかりやすく、保育園で流行しやすい感染症です。
かかると長引く可能性があり、長期間休む必要がある場合もあるので注意してください。
手足口病:手足・口腔内に水疱ができる。数日間の発熱
ヘルパンギーナ:39度以上の高熱が続いたり、痛みをともなう水疱が喉にできる
RSウイルス:呼吸器系のウイルスで、ひどい咳が特徴
マイコプラズマ肺炎:発熱と全身の倦怠感、ひどい咳
手足口病とヘルパンギーナは夏に流行する代表的な感染症です。控えめに言って大流行です。
保育園からの呼び出しがきた回数と欠席回数
先述した紹介した基準をもとに、実際にわたしが仕事を「早退」または、「欠勤」した日数を細かくみていきます!
呼び出し早退の回数は1年間に10回以上
1年間に合計10回:約1ヶ月に1回早退しています。
実は、慣らし保育中にも一度早退しています。
後に知ったのですが、慣らし保育中の発熱は珍しくないそうです!
ですので、慣らし保育予定のお子さんがいる方は職場に「慣らし保育中にも早退・欠席の場合もある」ことを伝えておきましょう。
もし、そうなった場合はどうするかなども相談しておくと安心ですよ!
わたしの場合は、復帰日を1日ずらしてもらい育休を1日伸ばしてもらえました!
早退の理由はすべて体調不良
10回あった早退の内訳は以下のとおりです。
・下痢2回
・嘔吐2回
・発疹1回
0歳児は特に原因不明が多いイメージです!
・慣らし保育中の早退も珍しくないため、職場には事前に伝えておく
仕事を休んだ回数は1年間に37回
次に、保育園関係で仕事を欠勤した日数です。
仕事復帰から2月末まで、土日祝日(年末年始)を除く212日の出勤日のうち37日は欠勤でした。
平均6日に1回以上休んでいる計算です。
振り返ってみてもすごい日数ですね。皆勤賞は1月の1回のみです。
子どもの体調不良で休んだ回数は31回
入園してから1ヶ月すると新しい環境で疲れが出たのか5月はほとんどが発熱でお休み。
その後もコンスタントに休むことが多く、季節の変わり目の10月には1週間は下痢でお休みしました。
幸いなことに息子は登園停止の感染症や入院などの大きな病気・怪我はなしです。
しかし!恐ろしいことにこれの数字は少ない方だと思います。
肺炎や中耳炎でお休みが増えていてもまったく不思議ではありません。特に0歳児のRSウイルスは入院を要する場合も多いので注意が必要です!
免疫ができていない0・1歳児は、それだけ病気にかかりやすいと思ってください。
ちなみに、早退したら次の日も登園できないので「怪しいな〜」と思えば休ませていました。
子どもの体調不良以外で休んだ回数は6回
・予防接種2日
・保育参観2日
・1歳半健診1日
・私の胃腸炎1日
0歳入園では予防接種がすべて終わっていないので、かかりつけの病院によってはもっと増えます!
ただ、予防接種・健診・保育園のイベントはあらかじめ予定が立てられるので、精神的にもダメージは少ないでしょう。
・出勤日数で割り出すと6日に1回休んだ計算
・子どもの体調不良以外にも予防接種や健診などで休むことも
保育園の早退や欠席の負担を少しでも減らす方法
ここまで見ればお分かりいただけると思いますが、0・1・2歳児クラスはたくさん休みます!
仕事を休むことが多いですが、できることをやるしかありません(涙)
精神的にも負担を減らせるように行動しましょう!
予防接種のスケジュールを立てる
はじめての子育てで、予防接種が多いことに驚いたママも多いはずです。
0歳児入園となると終わっていない予防接種もたくさんありますよね。
予防接種当日の体調次第では延期になるなんてことも。
そこで入園時に1年間の予防接種の計画を立てて事前にお休みを取りましょう。
その際、家庭内で協力することでママの負担は軽減されます。
思い切って「予防接種はパパの仕事!」と、お任せしても良いのでは?
またパパやママが病気になっては一大事!
子どもだけでなくパパやママも、抗体の検査やインフルエンザの予防接種について考えておく必要がありそうです。
思いきって休んで早めの受診
子どもに風邪の症状があっても、働くママにとって病院へ連れて行くのは一苦労ですよね。
しかし、受診を先延ばしにせず、ゆっくり休ませるか医者に診てもらうことをおすすめします!
0・1歳児にとって、保育園での生活は大人が思っている以上に疲れます。
熱はないけど、辛そうだなと思ったら思い切って休んで病院で早めの受診をしましょう。
風邪を長引かせないのが一番の近道です!
職場への配慮を大切に「情報の共有」
子育てに関して理解のある職場だと良いのですが、休むことに引け目を感じる方も多いと思います。
ですが、子どもの発熱や体調不良は仕方のないこと。
上司には仕事復帰後すぐに早退・家庭保育の基準を伝えておいて共通の認識にしておきましょう。
育児経験者であっても、子どもの年齢や園が違えば休む必要がある基準は変わります。
「え、今、こんなに欠席・早退の基準って厳しいの!?」とびっくりする方もいるはずです。
上司に直接データを送るか、プリントを渡しておき「そんなの聞いていない」と言うことを事前に防いでおきましょう。
上司・同僚が現状をはやめに把握できるように配慮できるところは、取り入れたいところです。
・欠席時は子どもの様子を報告して、お互いはやめに把握しておく
平熱が高いときは担任の先生や園の看護師に相談を!
そして、保育園3年目にして気づいたことがあるのでお話しします。
それは、「10月〜12月になると、息子は平熱が高くなる!」ということです。
2年連続で10月〜12月の時期に37.8度前後の発熱がつづき、早退・欠席をくり返しました。
風邪の症状はゼロ。病院の先生も「どこまでが平熱かの判断はむずしいからね〜」とのこと。
解熱剤は家にあるかだけ確認され、お薬もなし。子どももいつもと変わらず元気。
すべてのお子さんに当てはまることではありませんが、季節によっては平熱が上がったり微熱がつづくこともあるのではないかな?と思います。
その時期、保育園に在籍している看護師さんが
この調子で微熱が続きそうなら38度までは、こちらで見るように担任の先生と話しますぅ?
息子くん元気みたいなので、、笑
と声をかけてくれました!
病院に行って診察を受けている前提ではあると思いますが、在籍している看護師さんや担任の先生に相談してみるのも良いかもしれません。
「これは決まりですから!」
と門前払いする園も少なくないと思いますが、もしかしたら、もしかすると柔軟に対応してくれるかもしれません。
保育園に入園しても早退ばかり!
0歳児入園した4月〜2月までで、早退10回・欠勤37回。
この数字を見て分かるように乳児・幼児は免疫力が低く、体調不良が続きます。
保育園側は集団生活なので、早退や欠席の基準が厳しくなります。
先生方もありがたいことに、小さな変化を見逃しません!
その結果、熱なし呼び出しが起こったりもします。
ママは職場に迷惑をかけてしまっていると感じたり、仕事がスムーズに進まずに悩むはず。
パパや近くに頼れる人がいれば送迎や家庭保育の協力をしてもらいましょう。
どうしても頼れる人がいない場合は、病児保育をお願いしてみてはどうでしょうか。
近くに常時保育できる施設がなかったり、症状や受け入れ人数の関係で預けることができない場合もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします!
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