エシカル消費とはわかりやすく簡単に言うと?今からできることの具体例

無添加/エシカル

「エシカル」と聞いてもニュアンスでしか、「むずかしい!わかりやすく簡単にいうとどういう意味?」「エシカル消費の具体例はどんなこと?」といった疑問にお応えしていきます!

エシカル、やることは至ってシンプル。

人と環境にやさしい選択をするだけ☆

しかし、「人」も「環境」も「やさしい」もどれも曖昧な言葉で戸惑うのもまた事実。

だから困ってんじゃんね!

そこで今回は、エシカル消費の意味と今からできることの具体例を紹介しています。

実際に1児の働く母ちゃんも実践していることなので、忙しいママやお金のない学生さんも手軽にできまる具体例です。

エシカル消費を理解してぜひ一緒にゆるくエシカルライフをはじめましょう!

エシカル消費とはわかりやすく簡単にいうと?ズバリ!

エシカル消費とはわかりやすく簡単にいうと?今からできることの具体例
見切り品

エシカル消費とは簡単にいうと、「人間にも地球環境にもやさしい消費」のこと。

少し難しくいうと「ethical(エシカル)=倫理的・道徳上」正しい消費をすることです。

「人にも環境にもやさしい消費」なら聞いたことあるわ!

でも、実際どういうこと?人にも環境にもってむずかしいわよ。

では、私から質問!

日々の買い物でその商品を選んでいる理由は?

例えば、野菜や服やコーヒーとか!

そうね〜野菜は地元や国産のものを選んでいるわね。

服はコスパの良い安定のブランドかしら?

コーヒーはいつも同じお気に入りの豆を選んでいるわよ!

おぉ〜!実はそのなかにエシカル消費があるよ!

それは、、、地元や国産の物を選ぶこと!

地元の野菜を選ぶことは、地元を応援していることに繋がるから、とても大切なことなの!

そうね、地元の農家さんを応援したい気持ちはあるわ!

そして今、日々の消費について考えたでしょ?

エシカル消費の基本は、まず日々の消費に目を向けることだよ!

日々繰り返される消費のなかで、「選ぶ理由」は人それぞれですよね。

「安いから」「好きだから」「手っ取りばやいから」もちろんそれでもOK!

エシカル消費は、そんな選ぶ理由が「自分を含めた人や地球環境にやさしいから」というものです。

この機会にぜひ、購入する理由・選ぶ理由を考えてみてください。

とはいっても、「そんなこと毎日気にする余裕ないよ!」と思う人もいるのではないでしょうか?

でも実は、さっきの「地元や国産のものを選ぶ」のように意識していなくてもやっていることがエシカル消費だったりするんです!

例えば、、、

  • メルカリで中古のものを買う
  • 水筒で水を飲むためにマイボトルを買う
  • 見切り商品を買う
  • お気に入りのTシャツを何年も着る
  • エコバックを使う

これ全部エシカル消費です!(理由は後ほど紹介しています。)

もしかしたら消費の理由はどれも「節約のため」かもしれませんが、意識を外に向けると人や地球にとってやさしい消費になっているかもしれませんよ?

それでは次は実際のエシカル消費の具体例を「衣食住」に分けて紹介していきます。

気になるエシカルな理由もチェックしてみてください。

今からできる、カンタンな例をピックアップしています!

今からできることの具体例:【衣】の関するエシカル消費

エシカル消費とはわかりやすく簡単にいうと?今からできることの具体例

まずはじめに【衣】の着るものについてのエシカル消費の具体例です。

上記「メルカリで中古のものを買う」「お気に入りのTシャツを何年も着る」はここに該当します☆

衣類に関しては極論、「買わない」が1番のエシカル消費。笑

今、クローゼットやタンスの中を見てください。物理的にまだ着れる服はいくつありますか?」

 

上記の問いに対して、Tシャツや肌着、靴下など最低でも3着ずつぐらいあれば今すぐに買い足す必要はありませんよね。

エシカル消費と聞くと、何かを購入することだと捉えがちですが、それは少し違います。

今あるものを大切に使い切る。これこそがエシカル消費。

衣類に関しては、何もしなくて良い。これが今できる具体例です。

が!しかし!

「服が好きだ!それが生きがいだ!」「子どもの服がサイズアウト頻繁に購入してる!」といった方もそりゃーいますよね。いますよ!

3歳児の母ちゃんであるわたしも、まだまだ着れる子ども服に涙します。

そんな方は、以下を意識してみてください。立派なエシカル消費です。

  • 着なくなった服を次の人にバトンタッチする
  • 新品ではなく古着を購入する

フリマアプリや古着屋さんで購入すると、安くて良いものが購入できて、なおかつエシカル!

衣類に関するコアなエシカル記事はこちら▼

今からできることの具体例:【食】の関するエシカル消費

続いて【食】に関するエシカル消費の具体例を紹介していきます。今からできる行動は以下のとおりです。

  • 棚の商品は前から買う/見切り商品を買う
  • お肉を食べることを減らす
 
棚の商品は前から買う/見切り商品を買う
エシカル消費とはわかりやすく簡単にいうと?今からできることの具体例

見切り戦利品

並べられている商品は前から順に購入するのも立派なエシカル消費です。

なぜなら、食品の廃棄を減らせるから!

スーパーの棚には手前に賞味期限の近い商品があります。

子どもの頃に、買い物の手伝いをしていると親や祖父母に「奥から取ってね!」「期限の遠いものから取ってよ〜」と言われた経験はありませんか?

その癖で今でも賞味期限ができるだけ遠いものを買っていたりしていませんか?

もしそうであれば、「その食品は、本当に期限が遠いものを買う必要があるのか」を今一度考えてみてください。

お店では、賞味期限が過ぎれば(ほとんどは過ぎる前に)廃棄処分されてしまいます。

しかし、購入してしまえば食品の廃棄を防げますよ!

  • 優先して食べる
  • マイナス18度以下で保存する
 

また、生鮮食品は賞味期限などではなく見た目で見切られます。

表面だけ傷んでいても、中身はきれいなものもたくさん!

当日食べるものは進んで見切り品を購入して、食品ロスを減らしましょう。

お世話になっているお店のためにも、地球のためにもできるだけ廃棄を減らしておいしく消費しましょう!

なかなか買い物に行けないおばあちゃんの家に届ける場合などは、できるだけ賞味期限の長いものを買うなど、臨機応変に対応してくださいね☆
お肉を食べることを減らす
エシカル消費とはわかりやすく簡単にいうと?今からできることの具体例

お肉なしひとり鍋

次はお肉を食べるのを減らすことです。
 
理由はいくつかありますが、今回は2つの理由をご紹介します。
 
1つ目の理由は、動物の権利を守るため。
 
冒頭でもお伝えした「ethical(エシカル)=倫理的・道徳上」に目を向けてみると伝わりやすいです。
 
 
もちろん、お肉を食べることはモラル違反ではありません。
 
 
 
問題なのは「生産性を高めるために動物の権利を奪っている」ということ。
 
例えでいうと、狭い空間でたくさんの家畜を育てたり、負担のかかる出産などです。
 
動物の感情や命を尊重した消費を心がけましょう。
 
生産者や育った牧場が明確で、大切に育てられたお肉を選び、感謝しながら食べる時間を設けたいですね。
 
 
 

2つ目の理由は、環境と人間への負荷を軽減するのため。

現在、世界中で行われている過度な食肉の生産は穀物・土地・水の消費が激しいと言われています。

特に穀物はダイレクトに人間の生活へと影響を与える

肉の需要が増えれば、家畜が増えて家畜に与える穀物が今以上に必要になります。

先進国の人々が食べる家畜に穀物をあげるとどうなるか、、、それは発展途上国の人々の飢餓です。

人間が食べれば足りている穀物を、家畜にあげることで不足し、飢餓が起こっているのが今の世界の現状です。

エシカル消費とはわかりやすく簡単にいうと?今からできることの具体例

今の世界

 
「お肉好きだもん!やめられないよ!」という方は、無理に止める必要ありません。
 
 
1食のお肉の量を少し減らしたり、週5だったのを週4にしてみるのも立派なエシカル消費です。
 

少しでも「やってみようかな?」と思ったら、1日意識的にお肉を食べない日を作ってみましょう。

小さなことでも、できる人ができることから!

 

【野菜が好きな方必見!】おいしいオーガニック野菜を選ぶのもエシカル消費です▼

今からできることの具体例:【住】の関するエシカル消費

エシカル消費とはわかりやすく簡単にいうと?今からできることの具体例
子ども用ステンレスストロー

さいごに【住】に関するエシカル消費の具体例です。

居住地を指しますが、今回は生活全般ということで紹介していきます。

今からできること、それはプラスチックゴミを出さないこと!

  • エコバッグを持ってビニール袋を使わない
  • マイボトルを持ってペットボトルを買わない
  • ストローを使わない

かなり初歩的なことだった。

 
「プラスチックゴミはなんで環境に悪いの?」と、曖昧な方もいると思うので、最近よく耳にするのマイクロプラスチックを少し解説▼
 
マイクロプラスチックとは、直径5ミリメートル以下のプラスチックのこと。ポイ捨てやゴミ処理場にいく間に風で流されたものが、何年も海に漂流してできる。海洋の生態系に悪影響。
 
ちなみにマイクロプラスチックは海洋生物だけに被害があるのかといえばNO!
 
小さい魚がマイクロプラスチックを食べて、それを少し大きな魚が食べて、次に、次に、最終的に人間の体内にも入ります
 
 
一般社団法人環境金融研究機構の調査では、2018年の段階ですでに人の便からマイクロプラスチックが検出されています。
 
健康被害やどこから体内に入るのかなどは調査・研究中ですが、人工的なものが体に良くないのは分かります。
 
ましてや小さい子供となると、影響は大きいはずです。
 
自分たちの健康のためにも、プラスチックゴミを減らしましょう。
 
 
また、マイクロプラスチック以前にプラスチックは土に還りません。
 
なぜなら、微生物が分解できないからです。自然に分解されるとしたら、数百年から数千年。
 
海に入ると、何世紀も海に残ると言われているそうです。(参考:プラなし生活)
 

道端に落ちているペットボトルやビニール袋はもしかすると、何千年も存在し続けるかもしれない、、、

プラゴミ削減は、初歩的な1歩かもしれません。
しかし、とても重要な行動であることは間違いないでしょう。

まとめ エシカル消費とは選択の意識を少し外に向けるだけで◎

エシカル消費とはわかりやすく簡単にいうと?今からできることの具体例
ゴミ拾いする息子

エシカル消費とは「人にも地球にもやさしい、モラルのある消費」のこと。

消費の具体例はた〜くさんありますが、手軽に今からできることは主に以下の7つ!

  1. 服を買わない【衣】
  2. 着なくなった服を次の人にバトンタッチする【衣】
  3. 新品ではなく古着を購入する【衣】
  4. 食品は棚は前から順に買う【食】
  5. 見切り商品を買う【食】
  6. お肉を食べることを減らす【食】
  7. プラスチック製品をもらわない・買わない【住】

今あるものを大切に、次買うときは少し意識するだけでOK!

上記の7つを実践しちゃうと、もれなくお財布にもやさしい!

「エシカル消費=むずかしい。お金がかかる」と思っていた人もなんだかできそうな気がしませんか?

というか、もうできてることもありますよね!すごい!

完璧を求めず、できる人ができる時にできることからはじめてみましょう☆


そしてオーガニックを選ぶこともエシカル消費!

今回紹介はしていませんが、気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください▼

食材の破棄を減らすのも大切なこと!▼

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